指圧と健康の五原則

毎日を快適に過ごす為には指圧と共に健康の五原則を守り、
これを続けて実行する事が大切です。

原則1.快食

快食とは栄養のバランスがとれた食事を規則正しく、おいしく食べる事です。
栄養が偏ったり、一度にたくさん食べたり、全然食べなかったりなど不規則になると体を悪くする原因にもなります。
朝起きて食欲があるのが健康な体です。あまり食欲が無いときでも朝食はその日一日のエネルギー源ですので少量でも栄養価のある消化の良いものを食べるようにしましょう。
私たち日本人は血液を酸化しやすい米、味噌汁、漬物、醤油などを取りすぎる傾向がありますので、タンパク質、カルシウム、ビタミン、ミネラル類などを多く含んだ牛乳、野菜、豆腐、チーズ、ヨーグルト、納豆、玉子などを適当に取るようにします。
また、食事は栄養価だけでは無く楽しい雰囲気の中で食べるよう心掛ける事が大切です。
急いで食べたり、イライラしながら食べると消化不良の原因になります。

原則2.快眠

一日の疲れを取るのは何と言っても十分な睡眠をとる事が一番です。
理想的な睡眠は床に就いてすぐ熟睡し、明け方頃からだんだんと目が覚める眠り方です。

反対に寝つきが悪く、明け方頃から熟睡し始めると朝になってもなかなか起きられず、無理して起きると目覚めが悪く、この状態が毎日続くと疲労が蓄積していきます。
人生の約3分の1は睡眠に時間を使っています。
指圧を受けて十分な睡眠をとる事が健康長寿の秘訣です。

原則3.快通

快通とは食べた物が良く消化され、毎日定期的に排便、排尿される事です。
消化作用に異常をきたしたり、便秘、下痢など起こさないように指圧を受けて、胃の働きや腸の整腸作用を正常に保つよう心掛けましょう。
また、タバコ、アルコール類、刺激の強い食べ物、極度に熱いものや冷たいもの、動物性脂肪や塩分の取りすぎには胃や腸に負担をかけるので注意しましょう。

原則4.快働

自分の仕事にやりがいを感じ、意欲的に働く事が快働です。
どんな仕事でも始めからスムーズに行くことは少ないものですが、心の持ち方ひとつで意欲がわいてくるものです。
一日の仕事の疲れは翌日に持ち越さないよう、ストレスを溜めずに毎日を快働で過ごしたいものです。

原則5.快笑

人間は顔面に笑筋という笑うための筋肉があります。笑う事でこの筋肉を活用し、ストレスを解消して下さい。
笑う事で横隔膜が上下運動をおこします。みぞおち付近の筋肉を柔軟にしておくと内臓全般の働きを促進させて健康にも効果があります。
昔から「一笑一若 一怒一老」と言われるように、笑う生活と怒る生活では身体に及ぼす影響には大きな差があります。